お腹に手を当て考える
2018年05月24日
皆さまこんにちは!
まだ5月ですが真夏日を記録する日もあり、今年の夏はどうなってしまうのか・・・と早くも不安なスタッフの堀内です。
とはいえ、体を動かして汗を流すのが気持ちいい季節でもありますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
体もお疲れでしょうから、ちょっと深呼吸でもしてリラックスしてみましょうか。
・・・おっと、その呼吸「お腹」ではなく「胸」でしていませんか?
という訳で、今回は「呼吸」についてお話させていただきます。
呼吸には 胸式呼吸 と 腹式呼吸 の2種類があります。
胸式呼吸は呼吸に対応して「胸」が上下します。
それに対し腹式呼吸は「お腹」が動くのが特徴です。腹踊りのような動きといえばイメージしやすいでしょうか。
そして、ここでは意識して腹式呼吸を行うことをオススメしたいと思います!
腹式呼吸によるメリットをここでは2つ挙げます。
①リラックス効果
②腰痛などの障害予防
まず①についてですが、深呼吸は副交感神経の活動を優位にします。(副交感神経・・・?という方は前回ブログを!)
また、胸式呼吸よりも腹式呼吸で深呼吸することでその効果はより大きくなります!
それにより体はリラックス状態になり、筋肉の緊張も緩んでいくのです。
お仕事の休憩中に行ってリラックスしたり、睡眠前に行って副交感神経優位の状態にし、入眠しやすくしたりというように使うことができます!
そして②についてです。
腹式呼吸で息を吐ききるときには、「腹横筋」という筋肉が活動します。
この筋肉はお腹回りを覆っているので、「コルセット筋」などと呼ばれることもあります。
この腹横筋がしっかり活動することで体幹の安定性が増し、腰への負担も少なくなるので腰痛の予防へとつながります!(これだけがすべてではありませんが・・・)
実際に、腰痛持ちの方は腹式呼吸が苦手な方も多いです。
また他にも、座っているときに意識すると姿勢も良くなり、肩こりなどの予防にも効果的です!
リラックスでき、障害予防にもつながる一石二鳥な腹式呼吸。
普段は特別に意識はしない「呼吸」ですが、自分の胸・・・ではなくお腹に手を当てて意識を向けてみましょう!